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シャンプーが合わないと頭皮に痒みが!?
毎日髪を洗っているはずなのに、最近どうも頭皮が痒い…そんな経験をしたことはありませんか?
それはもしかしたら、頭皮に合わないシャンプーを使っているせいかもしれません。
頭皮からの最初のSOSサインである痒みを放置すると、今後ますます悪化していずれは病院のお世話に…なんてことにもなりかねません。
シャンプーを変えたばかりなのに痒みが出て困っている人は特に、シャンプーの洗浄力や成分が自分に合っているのか、きちんとチェックしてみましょう。
オススメのシャンプーも一緒にご紹介します!
シャンプーが合わないってどんな状態?

毎日使うシャンプーだけに、それが頭皮に合わないとなると致命的。
しかし店頭に出回っているシャンプーの数もさながら、その成分一つ一つをチェックするのは至難の業です。
もちろんアレルギーなどで成分が合わないせいで痒みが出ている場合もありますが、原因のほとんどが、シャンプーの洗浄力が頭皮に合わないというケース。
例えば、皮膚がデリケートなのにも関わらず必要以上に洗浄力が高いシャンプーを使っていたら、シャンプー負けしてしまうのは目に見えていますよね。
まず自分の頭皮のタイプを知り、それに見合った洗浄力を持つ製品を合わせるというシャンプー選びの基本から始めてみましょう。
シャンプーが合わない時の症状!痒みは起こるの?
肌に合わないものを使えば、頭皮に限らず何らかの拒否反応が出てくるのは当たり前のこと。
痒みは頭皮がうったえる、SOSサインの一種でもあるわけですね。
ですがシャンプーが合わない時に現れる症状は、なにも痒みだけではありません。
例えば下記のような症状がいきなり出てきた場合は、合わないシャンプーによる影響だと考えて間違いないでしょう。
放置して今以上に悪化させることのないよう、早めにお使いのシャンプーをチェックしましょう。
フケ
そもそも目に見えないサイズのフケは、頭皮が新陳代謝を行った結果、皮膚の表面にある角質細胞が剥がれ落ちる生理現象。
しかしこれが目に見える大きさになったり、痒みをともなう場合は、何らかの頭皮トラブルが発生している可能性が高いのです。
合わないシャンプーによってフケが発生する場合、まず考えられるのが頭皮の乾燥。
洗浄力が強すぎて合わないシャンプーのせいで頭皮の油分が奪われ、必要な角質まで剥がれ落ちてしまうというわけですね。
またこれとは正反対に、頭皮の皮脂が多いケースもフケの原因の一つになると言われています。
抜け毛
痒みとともに抜け毛が発生している場合は、あらゆる要因がからんでくるため原因の特定がなかなか難しいもの。
もちろん合わないシャンプーによって毛根が詰まり、それによって必然的に髪が抜けやすい頭皮環境に傾いてしまいます。
さらに抜け毛が多い場合はシャンプーが合わないほか、暴飲暴食や睡眠不足など毎日の生活習慣が影響しているケースも多いのが事実。
また加齢の影響や、女性の場合は産後のホルモン変化でごっそり髪の毛が抜けてしまうこともありますよね。
ライフステージのあらゆる場面で、抜け毛のリスクはあちこちに転がっていると考えていいでしょう。
シャンプーが合わなくて頭皮が痒いときの対処法!
頭皮が痒いと感じたら、それは合わないシャンプーによってトラブルが生じているサインかもしれません。
成分を細かくチェックするのは困難ですが、頭皮によって洗浄力を調整することは必須。
自分の頭皮状態を見極め、見合ったシャンプーを使うようにしましょう。
頭皮が乾燥しやすい方は?
痒みだけでなく肌の表面がカサついたり、フケの量を増やしてしまう頭皮の乾燥。
もともと手足の肌質が乾燥肌タイプだという人は、頭皮も乾燥しやすいという傾向があります。
頭皮の保護に最低限必要な油分や水分までも洗い流してしまわないよう、シャンプー選びには気を付けましょう。
洗浄力が少し弱いシャンプーを使う
頭皮の乾燥を自覚している人は、できるだけ洗浄力が弱いシャンプーを選びましょう。
店頭に並んでいる商品には「キレイさっぱり洗い上がる」ことを目的とし、洗浄力の強い石油系活性剤を使用したシャンプーが多く見られます。
洗浄力に申し分はないものの頭皮の皮脂を必要以上に奪ってしまうため、乾燥肌の人には合わないので要注意。
家族で同じシャンプーを使っているのに自分だけ頭が痒くて辛い…という人は、もしかしたら肌質に合わないシャンプーが影響しているせいかもしれませんよ。
シャンプーの頻度を少し下げる
痒みやフケが気になるからといって、一日に何度もシャンプーしていませんか?
当然ですが髪の洗いすぎは、本来健康な頭皮に必要なはずの油分や水分まで取り除いてしまいます。
シャンプーはせめて一日に一回、汗をかきにくい冬の時期にいたっては二日に一回ほどのペースでも構わないくらいです。
頭皮の乾燥が気になる人は、シャンプーは清潔な頭皮を最低限守る程度でOKという感覚で、合わない洗髪習慣を見直しましょう。
色々試すことで、そのうち自分に合った洗髪ペースが見えてくるはずですよ。
頭皮に皮脂が発生しやすい方は?
痒みのほか、ベタッとしたフケも発生しやすい脂性肌の頭皮。
シャンプー直後にもかかわらず頭皮や髪がベタつくという人は、合わないシャンプーのせいで皮脂を落としきれていないからかもしれません。
毛穴に詰まった油は落ちにくいので、洗浄力に特化したシャンプーを選ぶことが必要です。
洗浄力が少し強いシャンプーを使う
皮脂が充分に落としきれていないせいで頭皮が痒いという人は、洗浄力が今のものよりやや高めのシャンプーを選ぶようにしましょう。
毛根に詰まった汚れや皮脂まで、しっかり落としてくれるタイプのシャンプーがベターです。
俗にいう育毛シャンプーはどちらかというと洗浄力が弱いので、脂性肌タイプの人には合わないかもしれません。
頭皮の毛穴の汚れ落としに特化した「洗髪用石鹸」や、スカルプ系のシャンプーなど、色々使い比べて試してみましょう。
シャンプーの頻度を少し上げる
通常シャンプーは一日一回で充分ですが、頭皮に皮脂が発生しやすいという人は、もう少し頻度を上げてもよいかもしれません。
夕方や夜になると髪や頭皮がベタつくという場合は、合わないシャンプーのせいで皮脂をしっかり落としきれていない可能性が高いからです。
毛穴に中途半端に残された皮脂が蓄積していくと、痒みだけでなく炎症やニキビなどさらなる頭皮トラブルも招きかねません。
運動したあとや汗をかきやすい時期などは洗髪回数を増やし、こまめに皮脂や汗を取り除いてやる習慣をつけましょう。
シャンプーが合わない時のおすすめのシャンプー
頭皮の痒みを軽減するには、合わないシャンプーを変えるのが最も手っ取り早く確実な解決策。
脂性肌タイプなのに洗浄力の弱いシャンプーを使っていたり、またその逆も痒みや頭皮トラブルを余計に悪化させてしまいます。
自分に合ったシャンプーが分からないというかたは、次にご紹介する頭皮別オススメシャンプーも是非参考にしてみてください。
頭皮が乾燥しやすい方
頭皮が乾燥して痒いという人には、出来るだけ頭皮に悪影響を及ぼす洗浄成分を避け、頭皮に近い成分を使ったものや洗浄力を抑えたシャンプーがオススメ。
無添加や天然成分由来の商品を選べば、さらに早い段階から改善効果を実感できますよ。
チャップアップシャンプー

スカルプケアもできるノンシリコンのチャップアップシャンプーは、いわゆる「育毛シャンプー」のジャンルに属します。
皮脂を奪いすぎないアミノ酸系シャンプーであることはもちろん、頭皮の保湿因子を破壊してしまう石油系洗浄剤は一切使用していません。
さらに防腐剤や合成香料などといった、デリケートな頭皮に合わない成分は徹底的に排除した無添加シャンプーなので、乾燥肌の人にも安心。
ゴボウ根エキスやアルテア根エキスが持つ保湿効果で、合わないシャンプーによって弱った頭皮をいたわりながら頭皮環境を整えてくれますよ。
男女兼用のシャンプーなので、乾燥肌に悩んでいるという夫婦間でも共有できるのが嬉しいポイント。
永久返金保証書がセットされているところにも、メーカー側の強い自信がうかがえますね。
haruシャンプー

リンスやコンディショナー不要で、コストパフォーマンスも高いharuシャンプー。
このシャンプーが女性の支持を集めているのは、余計な化学成分などが一切無添加であることはもちろん、加齢による髪の悩みにも対応できるエイジングケアシャンプーだという点。
美しい黒髪をキープするためには欠かせない海塩・海藻ミネラルを豊富に配合し、見た目にも艶やかで豊かな髪に仕上げてくれますよ。
キュウリ果実やカミツレエキスなど計22種の天然由来のエイジングケア成分を含み、弱った皮膚を保護しながら頭皮環境を整えます。
定期コースを選べばさらなるコストダウンが実現するうえプレゼントまで貰えるので、お得感も倍増。
合わないシャンプーに悩んでいた人も、この機会に是非試してみたいオールインワンシャンプーです。
モンゴ流シャンプー

クールタイプや女性向けなど豊富なシリーズ展開も魅力のモンゴ流シャンプー。
栄養不足や加齢などによって痩せた頭皮に栄養分を与え、ハリ・コシのある密度の高い髪の毛を育てます。
ヤシ油とタウリン誘導体で構成されるアミノ酸系洗浄成分を採用し、毛穴からキレイに洗い上げてくれるのに頭皮には低刺激。
またベビーシャンプーや敏感肌向け製品にも使われている洗浄成分「デシルグルコシド」の作用で、肌の保湿に必要不可欠なセラミドを守り潤いをキープします。
さらにエイジングケア成分として話題のノニ果汁など、天然成分を豊富に配合。
きめ細かい泡で頭皮に潤いを残しながらも余分な皮脂や汚れはしっかり落とし、シャンプーが合わないとお悩みの人にも頼もしい一本です。
頭皮に皮脂が発生しやすい方
頭皮が脂っぽくベタつきがちな脂性肌の人は、洗浄力が高くさっぱり洗い上がるタイプのシャンプーがやはりオススメです。
このときただ単に洗浄力が高いだけでなく、毛根の皮脂までしっかり取り除く効果の高い商品を選ぶのがポイント。
自分にぴったりなものと出会えるまで、色々試して使用感を比べてみましょう。
スカルプDボーテシャンプーボリューム
こちらは加齢による髪のボリュームダウンを解決する、女性人気の高いドクターズシャンプー。
スカルプDボーテシリーズの特徴でもある弾力のあるもっちりとした泡で頭皮を守りつつ、根元から髪のボリュームアップを目指します。
ヤシ油由来のアミノ酸系洗浄成分を使用し、もちろん石油系界面活性剤などは一切フリーのノンシリコンタイプ。
頭皮の土台を整える豆乳発酵液「ソイセラム」が、エイジングケアが必要な頭皮にもしっかり保湿成分を補充してくれます。
また栄養成分を頭皮のより奥まで届けるために、原料を毛穴より小さいナノサイズにまで縮小した「Dカプセル」を採用。
変化しやすい女性のホルモンバランスにバッチリ応え、悩みのない理想的な頭皮環境を作りながら、健やかな髪の毛を育ててくれるシャンプーです。
スカルプDスカルプシャンプーオイリー

脂性肌に悩む男性向けに作られた、薬用スカルプシャンプー。
皮脂や加齢によって抜け毛が増える頭皮を厚く強い状態へと育て、髪の毛の土台をしっかり整えてくれます。
また男性ホルモンが関係する脱毛メカニズムに注目し、国産大豆から成る豆乳発酵液や、カッコンエキスなどの成分を強化。
クロレラやセイヨウニワトコエキスなどの頭皮環境改善作用をもつ成分との相乗効果で、根元からたくましい髪を育てます。
また洗浄成分にはコハク酸洗浄成分を採用し、さらにボリュームのある濃密な泡とさっぱりとした使用感を持つシャンプーに仕上がりました。
頭皮の皮脂量に応じて3種類から選べるので、合わないシャンプーに悩んでいた人も自分にぴったりの一本に出会えますよ。
シャンプーが合わない時はすぐに対処しよう!
毎日使うシャンプーだからこそ、痒みを覚えたりシャンプーが合わないと感じた場合はすぐに買い替えることが大切。
合わないものをそのまま我慢して使い続けたところで、症状が改善しないどころかより重篤な頭皮トラブルへと発展するだけです。
自分の頭皮タイプが分からないという人は、痒みの他にどんな症状を伴うことが多いのか少し観察してみましょう。
合わないシャンプーに悩んでいた人も色々使い比べてみれば、これだ!というものがいずれ見つかるはず。
体からのSOSサインに常に耳を傾け、合わないシャンプーは卒業してストレスフリーで健やかな頭皮を目指しましょう。
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