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髪の毛がうねうねする…切るのが正解って本当!?
つややかでまっすぐな髪の毛は、多くの女性が憧れているのではないでしょうか。
ところが、「髪の毛がうねうねして、キレイなストレートヘアにならない!」という方も少なくありません。
数本だけうねうねしている髪の毛があるだけでも、ヘアスタイルにまとまりがなくなってしまいますよね。
見つけたら抜いているという方もいるかもしれませんが、本当にそれで良いのでしょうか?
今回は、うねうねしてしまった髪の毛の正しい対処法をご紹介します!
髪の毛がうねうねしている状態って?


うねうね髪の毛の対処法をご紹介する前に、まずは髪の毛の形状からご説明します。
髪の毛の形状は、大きく以下の4つに分けられます。
- 波状毛
- 捻転毛
- 連珠毛
- 直毛
この中でも直毛というワードは一般的によく聞く名前かと思います。
直毛以外の3種類の形状は、あまり聞きなれないかもしれませんね。
ただ、中には日本人に非常に多い髪質もあるので、自分にはどれが当てはまっているのかチェックしてみましょう!
波状毛
まずは、波状毛について解説します。
こちらの特徴は、名前の通り波のようなクセがついていることです。
大きなS字のようなクセがある方は、波状毛の性質を持っています。
こちらは、日本人に比較的多いくせ毛で、うねうねに悩まされている方はこの波状毛タイプが多いでしょう。
しかし、毛のクセを活かしたヘアアレンジも多く、次にご紹介する捻転毛や連珠毛に比べて扱いやすい髪質でもあります。
ただし、髪全体に均等にウェーブがかかるとは限らないため、人によっては扱いづらさに悩まれている方もいるでしょう。
中には片側だけストレートで、反対側だけクセが出てしまうという方もいますよ。
捻転毛
捻転毛(ねんてん毛)は、毛髪1本1本が捻じれて起こるクセ毛症状です。
捻じれている部分から、切れ毛が起こりやすいという特徴があります。
ただし、捻転毛はよく見ないと気がつかない場合もあります。
一見直毛に見えても、じつは捻転毛のクセがついていたということも…。
直毛で髪も傷んでいなさそうなのに、なぜが毛先が広がってしまう場合は捻転毛なのかもしれません。
連珠毛
続いて、連珠毛(れんじゅ毛)についてです。
連珠毛の珠は、丸い玉のことを表します。
その名のとおり、髪の毛が太くなったり短くなったりして、玉が連なっているように見える症状です。
見えるといっても肉眼ではわからないほど細かく、手で触るとでこぼことしています。
連珠毛は遺伝で起こることも多く、赤ちゃんの髪の毛がうねうねしている場合は連珠毛の可能性も高いでしょう。
直毛
最後に、直毛についてです。
いわゆる、ストレートヘアのことですね。
直毛は憧れる女性も多いですが、実は意外と扱いづらい髪質でもあります。
なぜなら、直毛は髪の毛が太く硬いという特徴があるためです。
髪の毛が硬いと、スタイリング剤だけではヘアアレンジが難しいことも多いでしょう。
また、髪型によっては重く見えてしまったり、ツンツンとハリネズミのようになってしまったりします。
ただし、髪の毛は強いので薄毛や切れ毛になりにくいというメリットもあります。
髪の毛がうねうねするのはなぜ?

人間の髪の毛は、以上の4タイプに分類することができます。
このうち、うねうねとしたクセが出てしまうのは、主に波状毛の人。
では、なぜ上記のようなうねうねした髪の毛が生えてしまうのでしょうか?
ここからは、髪の毛がうねうねする原因を6つご紹介します。
うねうねのクセにお悩みの方は、原因となるものに心当たりがないか、読んでみてくださいね。
遺伝
うねうねする髪の毛が生える原因は、先天的なものと後天的なものにわかれます。
先天的なものとしては、遺伝が挙げられます。
髪質は遺伝しやすい情報のため、親がうねうねした髪の毛の場合、子も同じような性質を表しやすいのです。
また、直毛に比べてクセ毛の方が優性遺伝子に当たり、遺伝しやすくなります。
そのため、両親のどちらかが直毛でも、もう片方がクセ毛の場合には子に遺伝する可能性が高いのです。
生活習慣の乱れ
2つ目の髪がうねうねする原因として、後天的なものである生活習慣の乱れが挙げられます。
夜寝る時間が遅く、朝ごはんが食べられない。
朝食べない分、昼や夜に食べ過ぎてしまう。
そんな生活習慣の乱れは、髪質を悪くする原因になってしまいます。
特に、好き嫌いが多く、食事のバランスが悪い方は要注意!
特定の栄養が慢性的に不足していると、髪の毛は脆く、うねうねとした状態になってしまいますよ。
過度な精神的ストレス
3つ目にご紹介する髪の毛のうねうねの原因は、精神的なストレスによるものです。
引っ越しや転職、人間関係などで過度な精神的ストレスを受けると髪質に影響を与えます。
これは、ストレスが原因で自律神経が乱れてしまうため。
自律神経が乱れると、髪に直接的に影響するわけではありませんが、心身にはさまざまな不調を引き起こします。
たとえば、ストレスで胃がキリキリ痛んだ経験はありませんか?
この場合、胃の不調が原因で食事が摂れなくなってしまうことも。
すると、食事量の減少により栄養不足が起こり、髪の毛が健康的に成長できなくなってしまうのです。
その結果、髪にうねりが出てしまうケースもあります。
頭皮の毛穴の皮脂詰まり
4つ目は、頭皮の毛穴詰まりから引き起こされる髪のうねりについてです。
頭皮には、肌を乾燥から守るため皮脂をある程度保つ機能があります。
ところが、皮脂の分泌量は普段の生活が原因で増減してしまうことが…。
その原因として多いのが食生活の乱れと、睡眠不足やストレスによる自律神経の乱れです。
脂肪分の多い食事メニューに偏っていると、皮脂の分泌量が増加してしまいます。
また、自律神経が乱れると皮脂の分泌量がうまく調節できず、過剰分泌を引き起こす原因となってしまいます。
その結果、頭皮の毛穴に皮脂が詰まり、髪の毛がまっすぐに生えてこれずうねうねとしてしまうのです。
髪への水分不足
5つ目の原因として考えられるのが、髪の水分不足です。
髪の毛がうねうねするだけでなく、乾燥してパサパサしている。
そんな症状があれば、それは髪内部の水分が不足しているのかもしれません。
健康的な髪の毛には、10~15%程度の水分が含まれています。
ところが、髪の毛が傷んでいると、水分が蒸発して髪の毛が乾燥してしまいます。
このように乾燥した髪の毛の内部には、水分が無い分空洞ができます。
その空洞に空気中の湿気や水分が入り込んで、髪の毛のうねりを引き起こしてしまうのです。
頭皮の血行不良
最後にご紹介する、髪のうねりの原因は頭皮の血行不良です。
生活習慣の乱れの項目で、髪の毛の栄養不足はうねうねする原因だとお伝えしました。
じつは、髪の毛が栄養不足に陥るのは、食事内容の問題だけではありません。
髪の毛への栄養は、頭皮に張り巡らされた毛細血管を通って、血液とともに届けられます。
そのため、頭皮が血行不良を起こしていると、髪まで栄養を届けることができなくなってしまうのです。
栄養はバランスよく、かつ髪の毛までしっかりと栄養を届けるために血流をアップすることが大切ですよ。
髪の毛がうねうねしているときは抜かないで切る方が良い!?


以上が、髪の毛がうねうねする場合に考えられる原因です。
もし、「これが原因かな?」と思うものがあれば、今後意識して改善するようにしましょう。
さて、ここからはうねうね髪の毛を対処する方法についてご紹介します。
うねうねした髪を見つけた場合、1本や2本なら抜いてすませる方も多いでしょう。
しかし、抜いてしまうと毛穴に無理な力が加わり、今後生えてくる髪の毛に悪影響を与えてしまう可能性があります。
場合によっては薄毛の原因にもなるため、抜くのではなく、うねうねの部分だけを切るようにしましょう。
とはいえ、髪を伸ばしていて切るのはできるだけ避けたい、という方もいるかもしれませんね。
そんな方は、切る以外の対処方法を次の章でご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
髪の毛がうねうねするときの切る以外の対処方法!

髪のうねりを切る以外で対処したいのであれば、以下のような方法があります。
- 丁寧にブラッシングをする
- 栄養バランスの整った食生活を意識する
- アミノ酸シャンプーを使用する
- 洗い流さないトリートメントを使用する
以上の4つを意識すると、髪のうねうねを切ることなく改善することができます。
では、切る以外のそれぞれの方法について詳しくご説明します。
1. 丁寧にブラッシングをする
普段からのケアで注意したいのが、ブラッシングの方法です。
ブラッシングの方法が悪いと、髪が傷んでうねうねしやすくなってしまいます。
普段なんとなくブラシを使っているだけの方は、今後は意識してとかすようにしましょう。
ブラッシングをする際に意識したいポイントは、以下のとおりです。
- ブラッシング前にヘアケア剤を使う
- 梳かすのは毛先→根元の順で行う
- 優しくゆっくり梳かす
髪は摩擦に弱いため、無理やりブラッシングをしてしまうと髪にダメージを与えてしまいます。
せっかく伸ばしていた髪の毛が、切れ毛になってしまうことも。
そのようなダメージを防ぐために、ブラッシング前にヘアケア剤で髪を保護してから、毛先から丁寧に梳かすようにしましょう。
2. 栄養バランスの整った食生活を意識する
髪がうねうねする場合、栄養不足が1つの原因として考えられます。
つまり、栄養バランスの整った食生活を意識すると、切ることなく髪質の改善を期待することができますよ。
髪の成長のために積極的に摂りたい栄養素は、以下の3つです。
タンパク質 | 髪の毛の主成分「ケラチン」の元となる |
ミネラル | タンパク質を「ケラチン」に作り変える働きがある |
ビタミン | 健康な髪が生えるよう頭皮環境を整える |
以上の栄養素をしっかりと摂れれば、健康的な髪に導く効果が期待できますよ。
3. アミノ酸シャンプーを使用する
髪へのダメージを抑えるのであれば、シャンプーの洗浄成分にも注目しましょう。
たとえば、成分名に「硫酸」という文字があるものは、高級アルコール系洗浄成分を使用しています。
高級アルコール系洗浄成分は、洗浄力が高くコストが安いことから、市販されているシャンプーに多く用いられています。
ところが、敏感肌の方は洗浄力が高いシャンプーだと、頭皮を荒れさせてしまうこともあるのです。
そんな方におすすめしたいのが、マイルドな洗浄力で、肌に優しいアミノ酸系シャンプーです。
乾燥肌や敏感肌の方は、下記にご紹介するような頭皮の負担が少ないアミノ酸系シャンプーを選ぶと、髪のうねりを抑える効果が期待できますよ。
チャップアップシャンプー


まず、男性にオススメのアミノ酸系シャンプーからご紹介します。
男性におすすめなのは、チャップアップシャンプーです。
こちらは、髪がうねうねする方だけでなく、薄毛にお悩みの方にもおすすめの商品です。
その理由は、以下の4つ。
- 高級アミノ酸洗浄成分を配合している
- 天然成分による頭皮環境の改善
- シリコンなど、6つの添加物が無添加
- 高純度の水で肌に優しい
チャップアップシャンプーに配合されているアミノ酸系洗浄成分は、全部で5種類。
それらの成分が相乗効果をもたらし、もっちりとした泡で頭皮を優しく洗うことができます。
また、天然由来成分で頭皮環境を整えることにより、劣悪な環境が原因で起こる髪質の悪化や薄毛の進行を抑制する効果が期待できます。
シリコンなど、6つの添加物が配合されていない点も、無駄な成分が頭皮の毛穴に詰まる危険性が減るので嬉しいですね。
マイナチュレスカルプシャンプー

さて、続いては髪のうねうねに悩む女性におすすめのシャンプーについてです。
女性におすすめの商品は、マイナチュレスカルプシャンプーです。
こちらが女性におすすめの理由は、以下のとおりです。
- もっちり泡のアミノ酸系洗浄成分
- 8種のオーガニック成分でスキンケア
- 28種の植物成分で頭皮バランスを改善
- シリコンなど、9つの添加物が無添加
- 新開発の二重構造ボトルで常に新鮮
以上のように、マイナチュレには豊富なヘアケア成分が配合されています。
自然由来の成分に期待できる効果は、頭皮の保湿や毛髪の保護、フケの防止、血流改善などさまざま。
これだけ多くの成分が配合できたのも、マイナチュレが新開発した空気に触れない二重構造ボトルのおかげ。
いつでも鮮度が保たれている肌に優しいシャンプーは、産前産後の女性でも安心して使用することができますよ。
4. 洗い流さないトリートメントを使用する
洗髪時には、アミノ酸系シャンプーが良いことが分かりましたね。
そして、お風呂から出た後のケアも、髪のうねうねを抑えるためには大切なポイント。
その際に行うケアとしてオススメの方法が、洗い流さないトリートメントの使用です。
洗い流さないトリートメントには髪を補修する成分が配合されており、乾燥によるうねうねを予防する効果が期待できます。
こちらも、おすすめの商品をご紹介するので、ぜひご覧ください。
POLAフォルム エモリエントオイルエッセンス
まず1つ目にご紹介するのが、POLAフォルム エモリエントオイルエッセンスです。
こちらは、化粧品メーカーのポーラから発売されているヘアオイルです。
主成分となるオイルは、肌に優しい「ホホバオイル」と「ローズヒップオイル」。
また、こちらの商品にはポーラオリジナルの「シャクヤク花エキス」が配合されています。
シャクヤク花エキスには、紫外線による頭皮のダメージを防ぐ効果があると言われており、長時間の外出時にも役立つでしょう。
チャップアップヘアオイル
2つ目の商品は、チャップアップヘアオイルです。
こちらは先ほどご紹介した、チャップアップシャンプーと同シリーズの商品です。
チャップアップシャンプーと併用して使用すると、より高い効果を期待することができますよ。
さて、そんなチャップアップヘアオイルには、なんと20種類もの美容成分が配合されています。
髪内部のダメージを補修しつつ、12種類のピュアオイルコーティング成分が髪の外側を守ります。
これにより、補修成分が髪の内側に留まり、かつ外の刺激から髪を守る効果が期待できるのです。
ミルボン ディーセス エルジューダ エマルジョン
最後にご紹介する商品は、ミルボン ディーセス エルジューダ エマルジョンです。
ヘアオイルといえば、しっとりとしてやや重みのあるテクスチャーが多いもの。
ミルボン ディーセス エルジューダ エマルジョンは、そんなヘアオイルのイメージを覆す商品です。
このヘアオイルが目指したのは、やわふわなデザインベース。
髪の根元から毛先まで芯から補修し、スタイリングしやすい髪質へ導きます。
こちらの商品は、「細い髪用」と「普通~太い髪用」の2種類があります。
自分の髪質にあったものを使用することにより、うねうねと扱いにくい髪の毛をケアすることができますよ。
まとめ
今回は、髪の毛がうねうねする場合の対処方法をご紹介しました。
うねうね髪の対処法として、一番手っ取り早いのが切ることです。
とはいえ、もともと髪が短かったり伸ばしたりしている途中だと、切るのには抵抗がありますよね。
そんな方は、切るまで髪質が悪くなる前に、普段から丁寧なヘアケアを心がけるようにしておきましょう。
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