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フケの正しい取り方が知りたい!どうすればいい?
頭皮にフケがあると、どうしても気になってしまう方も多いのではないでしょうか。
しかし、フケは髪の毛や頭皮に細かく付着しているため、取り除くのはなかなか難しいですよね。
また、自分の見えない場所にフケがあるかもしれないと思うと、精神的な負担にもなります。
しかしそんなフケを「取れないからいいや」と諦めるのは早いかもしれません!
今回は、フケの正しい取り方について解説していきます。
フケなどの頭皮トラブルで悩んでいる方は、ぜひチェックしてくださいね。
なんでフケって出てくるの?真逆の原因がある!?

まずは、フケが出てくる原因から解説していきましょう。
そもそも、どうしてフケって出てくるのでしょうか。
毎日シャンプーをしていても、次から次へとフケが出ると気分まで落ち込んでしまいます。
また、黒色や紺色の服にフケが落ちると目立つため、周囲から不潔と思われてしまいかねません。
そんなフケが発生するのには、2つの原因があります。
実はこの2つは、真逆の原因なため、どちらかに当てはまっている方は要注意です。
どのような真逆の原因があるのか、以下に詳しく解説していきましょう。
頭皮が乾燥しているから
フケが出てくる1つ目の原因は、頭皮が乾燥していることです。
頭皮が乾燥すると、パラパラと乾燥したフケが発生します。
頭皮が乾燥するのは、以下が主な原因として挙げられます。
- 季節的な要因
- 体調不良
- 栄養不足
- ヘアカラーやパーマによる薬剤の影響
- 病気
- 加齢
- 合わないシャンプー
- 薬の影響
このように、多くの原因が引き金となって頭皮から老廃物(フケ)が発生するのです。
特に冬の時期は、空気が乾燥するため頭皮も乾燥しやすくなります。
頭皮に皮脂が過剰分泌しているから
また、フケは頭皮に皮脂が過剰分泌している場合にもおこります。
上記が頭皮の乾燥が原因だったのに対し、こちらは皮脂の過剰分泌と、原因が真逆になりました。
頭皮に過剰な皮脂が分泌されると、ベタベタとした白いかたまりの老廃物が発生します。
見た目にも、脂っぽいと分かるのがこの老廃物の特徴です。
頭皮に過剰な皮脂が発生するのは、以下が原因として挙げられますよ。
- 皮脂が多い
- マラセチア菌が異常繁殖している
- 免疫力が低下している
頭皮や髪の毛に湿っぽさを感じたら、注意が必要です。
フケの取り方は主に2パターン

何が原因でフケが発生するのか分かりました。
フケが発生する原因が分かったところで、いよいよ本題に入っていきましょう。
これより、この頭皮のフケの取り方について解説します。
【フケの取り方①】櫛で簡単に取る方法
それでは、1つ目のフケの取り方を解説します。
髪の毛に付着している場合は、櫛でさっと取り除くようにしましょう。
櫛を使えば、髪の毛に絡まっているフケを簡単に振り落とすことができますよ。
フケがしっかり取れるまで、クシで優しく払ってくださいね。
ただし、櫛をとおす場合には、注意点があります。
櫛を地肌からとおしてしまうと、頭皮を傷つける可能性があります。
頭皮が傷つくとフケを増やしてしまうため、地肌に櫛を当てないように気を付けてくださいね。
【フケの取り方②】櫛やブラシで防ぐ方法
続いては、櫛やブラシでフケを防ぐ方法をご紹介します。
頭皮からの老廃物は、櫛やブラシを活用すると防ぐことができます。
櫛やブラシは、髪の絡まりをとくことだけが目的ではありません。
活用方法によっては、キレイな髪の毛や健康的な頭皮を維持することができるのです。
それでは、以下に櫛やブラシでフケを防ぐ方法を解説します。
①正しい方法でブラッシングする
普段、どのタイミングでブラッシングしていますか?
櫛やブラシを使い、正しい方法でブラッシングすれば、フケを防ぐ効果が期待できるのです。
ブラッシングは、髪の毛をとかす以外にも、頭皮や髪についたホコリやゴミを取り除く効果があります。
ホコリやゴミは、頭皮に刺激を与える可能性があります。
そのため、これらをしっかりと取り除くと、頭皮環境を整えることができます。
それでは、以下に正しいブラッシング方法を3つ解説していきます。
1.シャンプー前に行う
まず、ブラッシングをおこなうタイミングが大切です。
ブラッシングは、シャンプーの前にすることをおすすめします。
洗髪の前にブラッシングをして汚れやホコリを落としておくと、以下のメリットがあるのです。
- シャンプーの泡立ちが良くなる
- シャンプー時の摩擦を減らすことができる
- 毛穴をしっかり洗うことができる
- 抜け毛やフケなどの頭皮トラブルを防ぐことができる
このようにブラッシングは、シャンプーの泡立ちをよくし、頭皮トラブルを防いでくれます。
簡単にできるので、ぜひ今日からはじめてみてくださいね。
2.毛先からとかす
ブラッシングをする時、いきなり頭皮(根元)からブラッシングしていませんか?
正しいブラッシングの2つ目の方法は、毛先からとかすことです。
根元からブラッシングをすると、髪の毛に絡まりがあった時に、毛根にダメージを与えてしまいます。
また、その絡まりを無理に引っ張ると、切れ毛や抜け毛を引き起こす可能性もあります。
以上の理由から、髪の毛は毛先から少しずつ絡まりをとかすようにしましょう。
頭皮や毛根が傷つくと、フケが発生する恐れがあります。
3.頭皮を刺激しないようにする
「櫛やブラシで頭皮の血行が良くなる」と聞いたことはありませんか?
ブラッシングの方法において最後のポイントは、頭皮を刺激しないようにすることです。
頭皮の血行を良くするために、ついつい強い力で頭皮に櫛やブラシを当ててしまいがちです。
頭皮の血行が良くなると、頭皮環境が改善しフケを予防することができるのは事実です。
だからといって櫛やブラシを当ててしまうと頭皮を傷つけてしまい、かえって頭皮環境が悪くなってしまうことも。
頭皮は非常に敏感な皮膚であるため、ブラッシングでは頭皮を刺激しないように気をつけてください。
②フケ予防に効果的な櫛やブラシを使用する

普段、どのような櫛やブラシを使っていますか?
フケ予防に効果的な櫛やブラシを使用することが、重要なポイントです。
今は、ダイソーなどの100円ショップでも櫛やブラシは多く売られています。
しかし、素材や仕上がりにこだわったものになれば数万円する櫛やブラシもあります。
このように櫛やブラシは、種類が多くあり特徴もそれぞれ異なります。
そのため、その中からフケ予防に効果的なものを以下に3種類紹介していきましょう。
1.獣毛ブラシ
1つ目にご紹介するのは、獣毛ブラシです。
獣毛ブラシは、頭皮に優しいため頭皮環境を悪化させるリスクが少ないことが特徴です。
その他にも、獣毛ブラシには以下のメリットがありますよ。
- 頭皮や髪についた汚れをしっかり絡め取る
- 頭皮の皮脂を髪の毛の先まで行き渡らせる
- 頭皮を傷つけずに血行を促進させる
このように、獣毛ブラシは頭皮にある皮脂を髪の毛全体に行きわたらせるため、髪の乾燥を防いでくれます。
また、頭皮も傷つけないため頭皮環境が改善しフケを防ぐ効果が期待できるのです。
2.木製ブラシ
また、木製ブラシもフケ予防に効果的です。
木製ブラシは柔らかいため使い心地が良く、頭皮を傷つけにくい特徴があります。
その他にも以下の特徴がありますよ。
- 使えば使うほど手に馴染む
- 静電気を起こしにくい
- 握りやすく質感が優しい
- 毛量が多くても地肌までしっかりブラシが届く
静電気を起こしにくく、秋や冬に使用するのもおすすめです。
また、頭皮にも優しいため、キレイな頭皮と髪の毛を維持する効果が期待できますよ。
3.つげ櫛
つげ櫛と言えば、京都の舞妓さんが持っているようなイメージではないでしょうか。
つげ櫛は、椿油が染み込ませてあるものが多くあります。
そのため、頭皮や髪の毛の乾燥を防いでくれます。
他にも、つげ櫛には以下の特徴があります。
- 静電気が起こりにくい
- 髪の毛の絡まりを防ぐ
- 切れ毛、抜け毛を防ぐ
- 使えば使うほどツヤが出てくる
乾燥によるフケを予防し、ツヤツヤの髪の毛へと導いてくれますよ。
フケを防ぐために他にできること!

フケの正しい取り方や、フケを予防する方法が分かりましたね。
上記で解説したような対処・対策をすれば、フケを防ぐことができるかもしれません。
ではその他に、フケを防ぐためにできることとは何があるのでしょうか?
以下に、3点ご紹介しますので、チェックしてみましょう。
①ブラシを清潔に保つ
上記では、ブラシはフケを防ぐことができるアイテムだと解説しましたね。
しかし、ブラシは清潔でないとかえって頭皮環境が悪化しフケが悪化する可能性があります。
そのため、ブラシは常に清潔に保つように心がけてくださいね。
では、実際にブラシを清潔に保つ方法を見てみましょう。
獣毛ブラシ
歯ブラシやピンセット・爪楊枝などでホコリを取る。
木製ブラシ
こまめに歯ブラシでホコリや髪の毛を取り除く。2~3週間おきに水洗いする。
つげ櫛
歯の部分に椿油をつけて、歯ブラシで軽くこすり汚れをかきだす。
ブラシには、多くの髪の毛やホコリが絡まっています。
なるべく、こまめに取り除くようにしてくださいね。
②髪の毛をよく乾かす
シャンプーが終わったら、髪の毛をよく乾かすようにしましょう。
髪の毛はしっかり乾かさないと、マセラチア菌と呼ばれる菌が異常繁殖します。
この菌が繁殖すると、頭皮環境が悪化してしまいます。
その結果、フケが発生してしまうのです。
シャンプーが終わったら、以下の方法で髪の毛をよく乾かしてくださいね。
- タオルドライで頭皮と髪の毛の水分を拭き取る
- 洗い流さないトリートメントを毛先につける
- ドライヤーを使って頭皮からしっかり乾かす
このように頭皮をしっかり乾かせば、頭皮環境が悪化するのを防ぐことができます。
③頭皮にあったシャンプーを選ぶ
今お使いのシャンプー、どのような成分が含まれていますか?
フケを防ぐためには、頭皮にあったシャンプーを選ぶようにしましょう。
フケが日常的に出る方には、アミノ酸シャンプーがおすすめです。
アミノ酸シャンプーは頭皮に刺激を与えにくいため、頭皮環境を悪化させにくい特徴があるのです。
また、アミノ酸シャンプーは、汚れを落としつつ、頭皮に必要な皮脂は残してくれます。
そのため、乾燥によるフケと皮脂の過剰分泌によるフケの両方を防ぐ効果が期待できますよ。


まとめ
いかがでしたか?
フケの正しい取り方やフケの予防方法について、ご紹介しました。
フケを防ぐためには、ブラシや櫛を正しく使うことが大切です。
また、普段から頭皮を傷つけないようにすることも意識してくださいね。
さっそく頭皮環境を整えて、フケが発生しないようなケアを心がけましょう。
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