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髪の毛がギトギト…男性ができることって?
毎日洗っているはずなのに髪の毛がギトギトする…。
こんなお悩みをお持ちの男性は、実は多くいます。
どんなに身だしなみに気をつけていても、髪の毛がギトギトでは清潔感に欠ける印象になってしまいますよね。
しかし、どのように対策をするのがいいのかお困りの方もいるでしょう。
そこで今回は、髪の毛のギトギト・ベタつきについて注目!
原因や、改善方法、ギトギト解消におすすめのシャンプーまで詳しくご紹介していきます。
髪の毛がギトギトするのはどうして?
そもそも、髪の毛がギトギトする原因とは何なのでしょうか。
根本的な原因は、ズバリ「皮脂」です。
女性よりも男性に髪の毛のベタつきの悩みが多いのは、皮脂の量が多いことにあるでしょう。
しかし、すべての男性が髪の毛がベタついているわけではないですよね。
では、同じ男性でもなぜ人によって髪の毛が脂っぽくなってしまうのか。
皮脂を過剰に分泌させる要因を、以下で詳しくご紹介していきます。
頭皮が乾燥している
頭皮の乾燥は、実は皮脂の過剰分泌の大きな要因になります。
皮脂とは、もともと皮膚を保護するために分泌される天然の保湿クリームのようなもの。
乾燥が進めば進むほど、水分の蒸発を防ごうと過剰に分泌されるのです。
シャンプーやドライヤーの後に頭皮がひきつるような感覚がある。
また、かゆみやフケが出る場合は、頭皮が乾燥しているサインかもしれないので要注意です。
頭皮に合っていないシャンプーを使用している

髪の毛のトラブルを引き起こす原因の一つには、シャンプーが合っていないことも考えられます。
油っぽさを解消するために、良かれと思って洗浄力の強いシャンプーを選んでいることはありませんか?
実は洗浄力が強すぎて、頭皮の潤いも流れ乾燥が進んでいるのかもしれません。
また、もともと皮脂が多い人は洗浄力が足りないと汚れがしっかり落とせていない可能性もあります。
髪の毛のギトギト解消には、自分の頭皮に合った洗浄力のシャンプーを選ぶことが重要です。
男性の髪の毛のベタつき解消に特におすすめのシャンプーは、この後の項目でご紹介します。
身体の抵抗力が低下している
急に髪の毛がギトギトしてきたら、身体の抵抗力が低下していることが関係しているかもしれません。
睡眠不足や、ストレス・疲労が蓄積すると身体のバランスを整える自律神経に乱れが生じます。
自律神経とは全身の活動力を高める交感神経と、身体を回復する副交感神経からなるもの。
この自律神経が乱れると、身体の免疫機能もうまく働かない上に皮脂の分泌量もコントロールできなくなります。
急に髪の毛がギトギトするようになったら、身体に疲れが溜まっていないか振り返ってみましょう。
油分の多い食事をしている

脂っこい食事が多い場合も、髪の毛がギトギトする要因です。
私たちの身体は食事から摂取する栄養分で成り立つため、その影響を受けやすくできています。
例えば、お肉ばかり食べていると体臭がきつくなるといった話もありますよね。
このように、油分の多い食事が多ければ皮脂の分泌量も多くなるのです。
髪の毛のベタつきが気になる場合は、食生活も見直してみると良いでしょう。
適切なシャンプー方法を実践できていない
髪の毛のギトギトの原因は、毎日のシャンプーが正しくできていない可能性もあります。
前の項目でご紹介したように、自分の頭皮に合ったシャンプーを使うことも重要です。
しかし、どんなに良いシャンプーを選んだとしても使い方が間違っていては効果を発揮しません。
ゴシゴシと洗ったり、何度もシャンプーをしたりすると皮脂の過剰分泌を招きます。
シャンプーは毎日誰でも行う身近なヘアケアの一つなので、正しい方法で行うようにしましょう。
正しいシャンプー方法については、この後の項目で詳しくご紹介していきます。
スタイリング剤をつけすぎている

スタイリング剤のつけすぎも、髪の毛がギトギトする大きな原因の一つです。
ワックスやスプレーなど、整髪料の多くは多量の油分を含んでいます。
男性の場合、髪の毛をキチっとセットするために整髪料を適量以上に使っていることもありますよね。
すると、十分に洗い流せず髪の毛のベタつきの原因になるのです。
また、髪の毛が短いために頭皮自体にも付着し、毛穴を詰まらせるトラブルを招くことも。
スタイリング剤を使う時は、適量の使用、使用後はしっかり洗髪するように注意しましょう。
髪の毛がギトギトの男性は放っておくとどんな症状につながる?
さて、髪の毛がギトギトになる要因はさまざまあることが分かりましたね。
多くの男性は改善のための対策を取るかと思いますが、仮にそのまま放っておくとどうなるのでしょうか。
症状の出方は個人差があるため、軽度のベタつきであれば特別な対策を取らない人もいるかもしれませんね。
しかし、多少なりとも皮脂が多く出ているということは、頭皮や髪の毛にとって良くないお手入れや生活習慣があるということ。
たかが皮脂と思って放っておくと、深刻な頭髪トラブルを招く可能性があるのです。
では具体的にどのような症状に繋がるのか、以下でご紹介していきます。
AGA(男性型脱毛症)
AGA(男性型脱毛症)とは、男性の薄毛の原因として最も多い脱毛症です。
薄毛に悩む男性の約9割は、なんとこのAGAが原因とも言われています。
AGAは、悪性男性ホルモンDHTが過剰に生成され、ヘアサイクルが乱れるために抜け毛が増加するというもの。
発症する要因は、遺伝や生活習慣の乱れが大きく関係すると言われており、皮脂が直接の原因ではありません。
しかし、皮脂が過剰に分泌される生活習慣やお手入れは、AGAの発症リスクを高める習慣と共通しています。
また、男性ホルモンには皮脂を過剰分泌させる働きがあります。
そのため、髪の毛がギトギトの人は男性ホルモン量が多いことも考えられるのです。
現時点で薄毛の心配がなくとも、皮脂が多いということは頭皮や髪の毛の異常を知らせるサインだと考えましょう。
頭皮トラブル
髪の毛のギトギトを放置して、最も心配されるのが頭皮トラブルのリスクです。
皮脂は天然の保湿クリームと言えど、放っておけば酸化し毛穴を詰まらせさまざまな頭皮トラブルの原因になります。
特に心配されるのが、頭皮ニキビや頭皮湿疹、フケ等の症状です。
ニキビの原因となるアクネ菌が好むのは、まさに皮脂。
また、頭皮湿疹を引き起こす脂漏性皮膚炎の原因となるマラセチア菌も、皮脂を好み繁殖します。
脂漏性皮膚炎などを発症した場合には、髪の毛のベタつきだけでなく大きなフケやかゆみなども伴うことが多いもの。
過剰な皮脂を放っておいても、頭皮や髪の毛にとってのメリットは何一つありません。
健やかな頭皮環境を守るためにも、早めに対策をすると良いでしょう。
髪の毛のギトギトを解消する方法【男性向け】
次は、一番気になる髪の毛のギトギトを解消する方法をご紹介していきます。
また、皮脂の過剰分泌自体を根本的に改善したい場合は、生活習慣も一緒に見直すことがおすすめですよ。
では早速、解消方法を確認していきましょう。
正しいシャンプー方法を実践する
ギトギトを解消するのに最も効果的な方法が、正しいシャンプーを実践することです。
多くの人が、ほぼ毎日髪の毛を洗いますよね。
特別なことをせずとも、誰でも日常的に行うヘアケアがシャンプーなのです。
しかし、幼いころから当たり前に行っているため、意識しないと正しい髪の洗い方なんて振り返らないもの。
この機会に正しいシャンプーのやり方を確認しておきましょう。
ブラッシングをする
髪を濡らす前の準備段階として、まずはブラッシングを行います。
男性の場合、髪の毛が短い方が多いので不要では?と思うかもしれません。
しかし、髪の毛が短くとも意外と表面にはホコリなどの汚れが付着しているもの。
特に髪の毛が皮脂でギトギトの状態は、表面に汚れがくっつきやすいのです。
梳かすほどの長さがない場合は、手櫛でも構わないので簡単にブラッシングして表面的な汚れを落としましょう。
ぬるま湯で素洗いする
髪を洗う時に重要になる工程が、ぬるま湯での素洗いです。
髪の毛のギトギトの原因となる皮脂は、38度以上のぬるま湯で溶けるされています。
そのため、ぬるま湯とシャワーの水圧の力があれば、約8割の汚れを落とすことができるとも言われているんですよ。
逆にこの素洗いが十分でないと、シャンプーの洗浄力に頼るため、強い洗浄力が必要になってしまうのです。
頭皮に負担をかけず汚れを落とすために、最低でも1分以上は時間をかけてしっかり素洗いしましょう。
また、40度以上のお湯は頭皮の乾燥を招くため、「ぬるま湯」であることも念頭に置いてくださいね。
シャンプーを泡立て指の腹で洗う
いよいよ、シャンプーを使って髪を洗っていきます。
直接シャンプー液を付けると刺激になるので、手元で軽く泡立ててから乗せていきましょう。
毛穴の奥に詰まった汚れを取るために、指の腹で揉みこむようにして洗うのがポイントです。
男性はガシガシと力を込めて洗いがちですが、力技で汚れが落ちるわけでもありません。
マッサージをするような気持ちで、適度な力加減で洗っていきましょう。
よくすすぐ
洗い終わったら、泡や汚れが残らないようしっかりすすいでいきます。
髪の毛が短い男性は、泡切れも早いのでサーっとすすいで終わらせてしまうことも多いですよね。
しかし、気付いていないだけで意外と生え際や耳の後ろにすすぎ残しがあるケースも!
泡が出てこなくなったとしても、しっかり丁寧に!
1分ほどを目安にすすぎましょう。
頭皮クレンジングをする
頭皮クレンジングとは、シャンプーとは異なる頭皮のスペシャルケアです。
上記でご紹介した正しい洗髪方法を毎日実践したとしても、皮脂分泌が過剰な場合汚れが落ち切らない場合があります。
そんな時は、週に1,2回など定期的に頭皮の皮脂汚れを落とすため、クレンジングケアをするのがおすすめです。
以下で、自宅で簡単にできる頭皮クレンジングの方法を簡単にご紹介します。
- ブラッシングで表面の汚れを落とす
- クレンジング剤またはオリーブ油などのオイルを頭皮全体に塗布
※乾いた頭皮に使用しましょう! - オイルを馴染ませるようにマッサージ
- 3~5分ほど蒸しタオルなどで温めながら放置
- 洗い流した後にいつも通りのシャンプー
少し手間ですが、毛穴詰まり解消のセルフケアとしてはとても効果的な方法です。
オリーブオイルなどでも実践できますが、不安な場合は市販の頭皮クレンジング剤を試してみるのもおすすめですよ。
髪の毛のギトギトを解消!男性にイチオシのシャンプーを紹介
正しいシャンプー方法の次は、ギトギト解消におすすめのシャンプーをチェックしましょう。
いくら髪の毛がベタついていると言っても、洗浄力が高ければいいというものではありません。
そこで今回は、しっかり皮脂を落とせて頭皮に優しいイチオシのシャンプーを3つご紹介!
自分にぴったりなシャンプーとまだ出会えていない方。
いつものシャンプーが合わなくなったと感じている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
チャップアップシャンプー

まずご紹介するのが、チャップアップシャンプーです。
5種類のアミノ酸系洗浄成分を使用しているので、負担なく皮脂汚れもしっかり落とせます。
髪の毛がギトギトになるほど皮脂が多い方でもすっきりと洗えると、口コミでも高評価です。
また、頭皮環境を整える10種のオーガニックエキスも配合。
保湿、抗菌、抗炎症などの効果がある成分が配合されているので、頭皮環境を整えトラブルを予防してくれるでしょう。
頭皮に不要なものは一切配合しておらず、シャンプーのベースとなる水も刺激物を取り除いた高純度の水を採用。
今現在、頭皮がデリケートになっている方でも安心して使える優しい処方も魅力の1つですね。
育毛剤では定番のシステムですが、チャップアップはシャンプーにも返金保証が用意されています。
全体的にバランスがとれた仕上がりのシャンプーなので、気になる方は試してみると良いでしょう。
イクオスブラックシャンプー

次にご紹介するのは、イクオスブラックシャンプーです。
このシャンプーの特徴は、名前のとおり「シャンプー液の色が黒い」という点ではないでしょうか。
黒色の正体は、汚れを吸着することに優れミネラル成分を豊富に含んだ「炭」!
アミノ酸系+ベタイン系の優しい洗浄成分と共に、頭皮の過剰な皮脂や汚れを吸着しギトギトの解消をサポートしてくれます。
また、頭皮環境を整えるケア成分も豊富に配合。
ヒアルロン酸の6倍も保湿力があるとされるスイゼンジノリ多糖体の他、海藻由来の保湿成分を豊富に配合。
乾燥が原因となって引き起こされているギトギトも、しっかりケアしてくれるでしょう。
シャンプー単体でも使用できますが、頭皮マッサージもできるトリートメントと合わせて使うとより効果的ですよ。
過剰な皮脂の他、臭いも気になる方は備長炭配合のシャンプーを試してみるのがおすすめです。
ブブカスカルプシャンプー

2017年10月にリニューアルされ注目されているのが、ブブカスカルプシャンプーです。
「洗いすぎない」ことに着目し開発されたこのシャンプーには、なんと乳酸菌が配合されています。
頭皮には常在菌と言われる菌が存在し、良い働きの菌、悪い働きの菌、そうでない菌がそれぞれバランスを保っています。
このバランスが崩れると、皮脂が過剰に出て髪の毛がギトギトになるなどのトラブルの原因に…。
乳酸菌は常在菌のバランスを整える他、頭皮を保湿する、刺激から守るといった嬉しい効果があるのです。
他にも頭皮ケアに優れた4種の植物エキスや、髪の毛を育てるキャピキシルを配合。
また、トリートメント不要のオールインワンシャンプーであることも手軽でいいですよね。
ノンシリコンですが、オイルケラチン配合できしまずに洗い上がりも指どおりの良い髪の毛に仕上がります。
他のシャンプーにはない、乳酸菌の効果を実感したい方は一度試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
もともと皮脂が多い等の体質はあれど、日ごろのケア方法によっては誰でも髪の毛がギトギトになる可能性はあります。
また、症状を放って悪化すると、将来薄毛など深刻なトラブルの原因になることも心配ですよね。
今回ご紹介した、正しいシャンプー方法などは意識するだけですぐにでも取り入れられます。
特別なアイテムを使わなくても、シャンプーを見直すだけでギトギトが改善する方も多いんですよ。
今気になっている方はもちろん、健やかな頭皮を維持したい方も、ぜひ実践してみてくださいね。
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